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視能訓練士

視力の回復を手助けするのが仕事

視能訓練士とは、目に関する検査や訓練をするのが仕事であり、医師の指示の元で視力が低下している人をサポートします。
昔からある職業ではありますが、1970年代は100名程度しか視能訓練士はいませんでした。
それが最近になり急激に増えてきて、1万人近くの方が働いています。

眼科関連検査の実施、視能矯正、リハビリ関連の仕事と、内容は3つに分けられます。
眼科関連検査が通常は一番多い業務ですが、病院によってはこの3つの仕事割合は変わってきます。
病院や眼科が主な職場にはなりますが、レーシッククリニックで働く人もいます。

視力を回復するというのも仕事の1つですが、同時に視力低下を防ぐためにサポートするのも仕事です。
視力という部分は、大変デリケートな分野であり、骨折などと違い、一度低下したり見えなくなると、回復するのはなかなか難しいです。

患者さんをサポートはしますが、家族などの理解や協力も重要です。
そして、訓練やリハビリを行っても、なかなか視力が改善しない、適切な視力回復治具を選べないなどのことがあり、本人自身が良くならないと感じることが多いようです。
このために、仕事をしていても改善が見られず苦労し悩むことも多い仕事です。

需要の多い仕事

視能訓練士は、国家資格を取得しないと仕事は出来ませんが、近年は資格取得者が多くなってきています。
とは言っても、まだまだ視能訓練士が不足しているという病院などが多いので、働ける場所も多く、需要の高い仕事です。
昔は女性の視能訓練士は少なかったですが、現在は全体の10%以上と、女性で活躍する人も増えてきています。

最近急激に知名度の上がった職業であり、これは日本では高齢者社会になり、目の検査を必要とする人が増えたというのが1つの理由です。
高齢化社会によって、今後もどんどん需要は増えていくと考えられている職業です。
眼科検査自体は、無資格でも行うことが出来、眼科医でも検査は行えます。

しかし、医療技術が発展してくると同時に、検査器具も操作が難しくなりコツもいります。
それを無資格の人が行うのは難しく、そこで視能訓練士という職業が注目されるようになってきました。
特に需要が高い場所が、眼科診療所になり、このような医師以外に専門的なスタッフのいないような場所で必要とされています。

眼科医よりもスキルが高い職業という位置づけなので、視力矯正訓練やリハビリを行っていきます。
ただしすぐには改善されず効果も現れませんので、根気よく何度も繰り返し、訓練やリハビリを行っていかないとなりません。
根気が必要な仕事であり、また患者さんは子供からお年寄りまでいますので、幅広い年代の人と接するようなコミュニケーション能力も必要です。