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言語聴覚士

国家試験は難易度は高め

言語聴覚士は国家試験の必要な職業であり、試験を受けて資格を得ないと仕事は出来ません。
試験を受けるためには、言語聴覚士養成課程のある大学や短大で学び、修了後に試験を受けます。
リハビリ職は需要が高まっていますので、言語聴覚士も養成学校は増えてきています。

養成課程でも、大学と専門学校ではカリキュラムが違い、校風も違ってきますので、学校の選び方も重要です。
どの学校で何を勉強したいのか、どのようなことを教えてくれるのかなどは、入学前に調べておくことです。
一般の大学を卒業している方は、養成所や指定の大学などで2年間学ぶと、受験資格は得られます。

国家試験は毎年2月頃に開催され、在学中に試験を受けます。
試験の合格率は50%~60%ぐらいであり、年度によって難易度が変わってきます。
この分野の試験は専門性が高く、直感的に理解しにくいことも多く、計画的に勉強をしていかないと、不合格になることもあります。

もしも試験に不合格となれば次の年に再度受験しますが、病院やリハビリ施設では、アルバイトで働きながら勉強できるようなところもあります。
知名度はそれほど高くない職業であり、求人数はまだ多くはありません。
ただ言語聴覚士の人数は少ないので、就職先が決まらないと言うことはないようです。

話すことや聞くことが不自由な人のリハビリ

言語聴覚士の仕事は、生まれつきの病気や、事故などにより話すことや聞くことに不自由がある人に対し、リハビリを行うのが仕事です。
言語のみならず食べることや飲み込むことが出来ないような人もいますので、そのことまでサポートする場合もあります。

リハビリと言っても、話すと聞くという2点に関してであり、この2つに障害のある方は、感情表現が上手く出来ず、生活に影響があり、コミュニケーションが上手く出来ません。
話せない聞こえないという患者さんの問題の原因を探り、一人一人にあった訓練プログラムを考えます。
障害の原因も病気以外に、心理的な要因もありますので、原因は人それぞれなのです。

訓練内容も、文字や絵を使ったり、呼吸や発音の練習、口の体操など色々とあります。
口を動かす訓練では、飲み込む食べるという動作まで訓練することもあります。
食事に関しては、自助具を使用し、食事しやすくサポートします。

仕事では心理的要因などで障害がある方もいますので、他の医療スタッフとの連携は大切です。
言語聴覚士は専門性が高いですが、理学療法士や医師などと、他のスタッフと連携してリハビリを行っていく場合がほとんどです。
重要なのはリハビリの後には、必ず記録を付けることであり、その内容を見ることで患者さんの変化もわかり、今後の訓練の計画なども行いやすくなります。